島原城

長崎県

基本データ

所在地:​長崎県島原市

築城時期:​元和四年(1618年)~

築城者:​松倉重政

主な城主:​松倉氏、戸田氏、松平氏など

城郭構造:​平山城

遺構:​石垣、堀

文化財指定:​国指定史跡

アクセス

島原鉄道「島原駅」下車→徒歩15分

歴史

島原城は大和国五条より入封してきた「松倉重政」により築かれた。元和四年(1618年)より七年の歳月をかけて五重の天守が聳える大城郭と城下町が整備された。二代目城主「松倉勝」家の代に島原・天草一揆が起こる。一揆軍の猛攻を受けた島原城だったが、落城には至らずその堅固さを見せつける結果となった。以降、松倉氏、高力氏、松平氏、戸田氏、再び松平氏とたびたび城主を変えながら明治維新に至る。

見どころ

天守

層塔型総塗籠めの五重天守
天守には破風が無い
島原駅前から望む天守
巽櫓と天守
南側から望む天守

三つの三重櫓

三重櫓は最高格式の櫓で、天守の代用とされる事もあった。

島原城には三棟もの三重櫓が存在した。現在はそれぞれが復元されている。

天守最上階から望む巽櫓
天守と並ぶ巽櫓
北西に位置する丑寅櫓
内部は資料館になっている丑寅櫓
天守最上階から望む西の櫓
西の櫓

武家屋敷通り

島原城の西に残る、かつて武士たちが暮らした街並み。町筋の中央には清水が流れ、飲料水として使われていた。

その他

高石垣
連続して折れる石垣
堀の底は庭園になっている。
雲仙普賢岳
天守から有明海を挟んで熊本方面を望む
たっぷり水を蓄えた堀