基本データ
所在地:福岡県
築城時期:天正16年(1588年)~
築城者:小早川隆景
主な城主:小早川隆景、小早川秀秋、黒田長政
城郭構造:平山城
遺構:曲輪、移築門
文化財指定:-
アクセス
西鉄「名島駅」より徒歩15分
歴史
豊臣秀吉による九州平定後、小早川隆景が天正16年(1588年)より築城を開始した。秀吉による文禄・慶長の役において、名島城は軍事拠点である名護屋城への補給基地としての役割もになった。その後、隆景の養子として迎えられた小早川秀秋が新たな城主となった。秀秋は1600年の関ヶ原の戦いの戦功から備前岡山に移り、新たに黒田長政が豊前中津から入国した。長政は翌年から福岡城の築城を開始し名島城の建造物や石垣を解体して運んだと言われ、それに伴い名島城は廃城となったとみられる。