元寇防塁

福岡県

基本データ

所在地:​福岡市西区

築城時期:​1276年~

築城者:​-

主な城主:​-

城郭構造:​防塁

遺構:​石築地

文化財指定:​国指定史跡

アクセス

JR筑肥線「下山門駅」下車→徒歩15分

歴史

1274年、約900の船と2万8千人の軍で博多湾に攻め込んだ元軍は、その西部に上陸し、九州各地の御家人と壮絶な戦いを繰り広げた(文永の役)。その後、元の来襲に備えて造られたのが、元寇防塁である。1276年から約半年をかけて全長約20Kmに渡り石築地を築きあげた。1281年には、再び元軍が日本に攻め寄せる。この時は元寇防塁と武士たちの奮闘もあり、博多への上陸を許すことはなかった(弘安の役)。元寇防塁は1931年に国の史跡に指定され、現在も往時の姿を偲ぶ事が出来る。

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